四面楚歌

【読み】 しめんそか
【その他の読み】
【別表記】
【類形同義語】
【訓読】
【漢検級】 準1級

【四面楚歌の解説】

【意味】 四面楚歌とは、周りすべてを敵に囲まれ、孤立した状態のたとえ。
【注釈】 「四面」は四方・周囲すべて、「楚歌」は楚の地方の歌のこと。
『史記・項羽本紀』に「夜、漢軍の四面皆楚歌するを聞き、項王乃ち大いに驚きて曰はく、漢皆喪已に楚を得たるか。是れ何ぞ楚人の多きや、と」とあるのに基づく。
【故事】 中国漢初、漢の劉邦と戦っていた楚の項羽の軍は、垓下(現在の安徽省)に追い詰められた。
夜になると、楚の軍を取り囲んだ漢軍がみな、項羽の出身地である楚の歌を歌い始め、これを聞いた項羽は、漢がすでに楚を降伏させたと嘆いたという故事による。
【出典】 『史記』項羽本紀
【注意】
【類義語】 孤軍重囲/孤軍奮闘孤立無援
【対義語】

【使用漢字】

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四面楚歌の意味・類語
「四面楚歌」の語源・由来
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